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春信一番!写楽二番!



展覧会構成
第4章 錦絵の成熟 北斎・広重-旅への憧れ、花鳥への眼差し

天保期(1831-45)になると葛飾北斎、次いで歌川広重が次々と風景版画を手がけ、旅ブームと相まって人気となります。この頃錦絵は風景画、花鳥画・武者絵・戯画など多様化し、円熟の域に達します。



葛飾北斎《富嶽三十六景 凱風快晴》天保元-3年(1830-32)頃 横大判錦絵
Philadelphia Museum of Art: Gift of Mrs. Moncure Biddle in memory of Ernest Fenollosa, 1958

北斎の雪月花 三部作!


葛飾北斎《雪月花 隅田》天保4-5年(1833-34)頃 横大判錦絵
Philadelphia Museum of Art: Gift of Carl Otto Kretzschmar von Kienbusch, 1970(Mae Belle Vargas, Photographer)


葛飾北斎《雪月花 淀川》天保4-5年(1833-34)頃 横大判錦絵
Philadelphia Museum of Art: Gift of Carl Otto Kretzschmar von Kienbusch, 1970(Mae Belle Vargas, Photographer)


葛飾北斎《雪花月 吉野》天保4-5年(1833-34)頃 横大判錦絵
Philadelphia Museum of Art: Gift of Carl Otto Kretzschmar von Kienbusch, 1970


初代歌川広重《名所江戸百景 深川洲崎十万坪》
安政4年(1857) 大判錦絵
Philadelphia Museum of Art:
Gift of Mr. and Mrs. Lessing J. Rosenwald, 1959


静岡だけ!特別構成2 錦絵ができるまで

錦絵には絵師だけでなく彫師・摺師の技術も欠かせません。静岡会場では特別に復刻版《富嶽三十六景 凱風快晴》版木、順序摺、彫・摺の道具一式を展示し、錦絵はいかに作られたかを紹介します。(提供:アダチ伝統木版画技術保存財団)
色彩豊かな多色摺を可能にした「見当(けんとう)」とよばれるガイドにも注目!「見当をつける」という諺は浮世絵から生まれたとも言われています。


(公財)アダチ伝統木版画技術保存財団

静岡だけ!特別構成3 あわせて30m以上!千社札全5帖を一挙公開!!

千社札とは社寺参りの記念に柱などに貼る紙製の納札のこと。江戸後期には千社札の愛好者も生まれ、交換用の札も制作されました。本展の千社札貼込帖は、大交換会が行われた安政期(1854-60)を中心に千を優に超す千社札が貼り込まれています。しかも、渓斎英泉や歌川派の国芳、広重、芳艶、そして梅素亭玄魚など当時活躍した浮世絵師の下絵のものも多く含まれます。当館ではその面白さ、魅力を存分に味わってもらうため、全5帖を一挙公開します。その長さ約31m!!


(諸家)《千社札貼込帖》天保-慶応(1830-68)期 5帖
Philadelphia Museum of Art: Gift of Harumasa Otaki, 1943

第5章