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ミュシャと日本、日本とオルリク めぐるジャポニスム

展覧会概要主な出品作品お楽しみ関連事業刊行物


2020年4月11日(土)〜5月24日(日)

トークフリーデーの休止について→ 詳細こちら

新型コロナウイルス感染予防対策として、静岡市の公共施設の休館等についての方針が延長されたことを踏まえ、休館期間を以下のとおり延長いたします。

 

休館期間:2020年4月20日(月)〜5月31日(日)(予定)

休館延長に伴い、「ミュシャと日本、日本とオルリク めぐるジャポニスム展」は閉幕といたします。

ご来館を予定されていたお客様におかれましては、大変申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
すでに同展の前売券等をご購入の方で、ご希望の方を対象にチケットの払い戻しをいたします。
詳細は、後日当館ホームページにてお知らせいたします。

詳細こちら→「静岡市美術館 臨時休館延長のお知らせ(4月20日(月)〜5月31日(日))」



この展覧会は、チェコ出身の2人の画家、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)とエミール・オルリク(1870-1932)を軸に、グラフィックを舞台に展開した東西相互の影響関係に光をあてようとするものです。
ジャポニスムに沸くパリでアール・ヌーヴォーの旗手として活躍したミュシャの絵は、1900年創刊の雑誌『明星』でいち早く日本にも紹介され、藤島武二や中澤弘光らに大きな影響を与えました。一方、プラハ生まれのオルリクはヨーロッパ各地でジャポニスムの潮流に触れ日本への憧れをつのらせ、1900年から翌年にかけてついに来日。浮世絵版画の彫りや摺りを学び、帰国後はヨーロッパの木版に新風をもたらしました。また、オルリクが日本滞在中に制作した石版画は日本の若い画家たちを刺激し、芸術作品として版画を制作するという新しい考え方を後押ししました。
こうした1900年前後の影響関係は、グラフィックを介したジャポニスムとその還流と捉えることができます。本展ではミュシャとオルリクに加え、背景としてのチェコのジャポニスムを紹介するほか、ウィーン分離派周辺の作家やヴォイチェフ・プライシク、タヴィーク・フランチシェク・シモン、ヴァルター・クレム、カール・ティーマン、日本の雑誌『明星』と『方寸』周辺の作品など400点以上を展示し、グラフィックならではの、即時的で双方向な東西の芸術交流を探ります。

前売券
4月10日(金)まで販売
静岡市美術館、ローソンチケット[Lコード:43830]、セブンチケット[セブンコード:081-964]、チケットぴあ[Pコード:685-140]、谷島屋(パルシェ店、マークイズ静岡店、流通通り店)、戸田書店静岡本店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店

主催:静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、読売新聞社、美術館連絡協議会、Daiichi-TV
協賛:ライオン、大日本印刷、損保ジャパン
後援:駐日チェコ共和国大使館、チェコセンター東京、静岡市教育委員会、静岡県教育委員会
協力:ルフトハンザカーゴ AG、一般財団法人高久国際奨学財団
コーディネート:イデッフ
特別協力:チェコ国立プラハ工芸美術館、ダッハウ絵画館


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