静岡市美術館HOME > 過去の展覧会 > 「没後150年 歌川国芳展」

展覧会概要出品作品紹介関連イベント関連展覧会刊行物



「朝比奈小人嶋遊(あさひなこびとじまあそび)」弘化4年(1847)頃 大判三枚続(前期 7/9~7/31)
小人島を訪れた大力の朝比奈。小人の大名行列を、巨体を横たえ、笑みを浮かべて眺めている!

内容
歌川国芳(1797-1861)は、葛飾北斎(1760-1849)や歌川広重(1797-1858)と同時代に生き、武者絵に新境地を開いた人気の江戸ッ子浮世絵師です。
少年時代、浮世絵の王道・役者絵で名を成した初代歌川豊国(とよくに)に画才を見いだされ、その門人となりました。折しも『水滸伝(すいこでん)』や『八犬伝(はっけんでん)』などの小説が流行する中、国芳31歳の時「通俗水滸伝豪傑百八人之壹人(つうぞくすいこでんごうけつひゃくにんのひとり)」で脚光を浴び、空想の世界のヒーローを続々と生み出しました。また広重の保永堂版東海道五十三次を筆頭に、浮世絵界では風景画の傑作が相次いで版行された天保期、国芳は西洋画法を巧みに取り込み、光や影を鋭敏に捉えた斬新な風景画を描いています。
水野忠邦の「天保の改革」で役者絵や美人画が禁止されると、国芳はこれを逆手にとり、幕府に対して痛烈な風刺画を描き、奇想天外なアイディアの戯画などで禁令をくぐり抜けます。忠邦が失脚すると、今度は大判三枚続を活用したダイナミックな武者絵で一世を風靡しました。また国芳の猫好きは有名で、何気ないしぐさを的確にとらえた愛らしい作品を残しています。
こうした多彩な国芳の絵は、時代をこえて、浮世絵ファンのみならず、デザイン関係者や若者世代の注目を浴び、国際的にも高く評価されています。本展は国芳の没後150年を記念するもので、代表作はもちろん、新発見の傑作を多数含む421点で構成した史上最大級・空前絶後の展覧会です。
この夏、静岡市美術館で国芳の魅力をご堪能ください。

開催期間
会期:2011年7月9日(土)〜8月21日(日)
   前期:7月9日(土)〜31日(日) 後期:8月2日(火)〜21日(日)
*作品保護のため、前期後期で作品を総入れ替えします。ご了承ください。
開館時間:10:00-19:00(展示室入場は閉館30分前まで)
*休館日/毎週月曜日、ただし7月18日(月・祝)は開館、翌19日(火)は休館
【歌川国芳展 展示替予定表(前期).pdf/340KB】【歌川国芳展 展示替予定表(後期).pdf/320KB】

観覧料
一般 1,200円(1,000円)
大高生・静岡市在住70歳以上 800円(600円)
中学生以下無料

お得な前・後期共通券好評発売!
一般2,000円(1,800円)
大高生・静岡市在住70歳以上1,200円(1,000円)

*( )内は前売および当日に限り20名以上の団体料金
*障害者手帳等をご持参の方および介助に必要な方は無料

*静岡市東海道広重美術館で開催中の「変わり種東海道」展チケットをお持ちの方は、本展会期中団体料金で観覧できます。
→詳細はコチラ

前売券
販売期間:6月17日(金)〜7月8日(金)
静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード:764-688]、ローソンチケット[Lコード:42861]、谷島屋呉服町本店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店

没後150年 歌川国芳展 公式HP

主催:静岡市美術館 指定管理者(財)静岡市文化振興財団、静岡朝日テレビ、日本経済新聞社
後援:静岡市教育委員会、静岡県教育委員会
協賛:SMBC日興証券、NEC、トヨタ自動車、日本興亜損害保険
静岡展特別協賛:セキスイハイム東海