• 2025年12月12日 「きもののヒミツ」展、来場1万人を達成!

    12月12日(金)に「きもののヒミツ」展の来場者が1万人を達成しました。
    1万人目のお客様は、浜松市からお越しのお二人。

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  • 2025年12月10日 【ワークショップレポート】銅版画でクリスマスカードをつくろう

    11/29(土)、11/30(日)に、プレゼントワークショップ vol.43「銅版画でクリスマスカードをつくろう」(大人編・子ども編)を開催しました。

    今回はクリスマスにあわせ、銅版画家の武田あずみさんを講師に招き、昨年度同様、エッチング*の技法を用いてクリスマスカードを制作しました。
    *銅板等を酸で腐蝕する凹版技法の一種。表面に耐酸性の防蝕膜をつくり、その上からニードル等で膜を除きながら線を描く。腐蝕液にひたすと、膜がついていない部分が腐蝕されて凹版ができる仕組み。今回は油性ペンで描いた部分を防蝕膜とし、表面に凹みをつけるディープエッチングも行いました。


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  • 2025年11月22日 【ワークショップレポート】しずびチビッこプログラム(「きもののヒミツ」展)

    11/16(日)にしずびチビッこプログラム(「きもののヒミツ」展)を開催しました。
    しずびチビッこプログラムは、小さな子ども達のためのアート体験プログラム。
    お子さまがプログラムを体験中、保護者の方には展覧会(今回は「きもののヒミツ」展)をご覧いただきます。

    今回は、展覧会「きもののヒミツ」に関連して、着物とその柄がもつ平面と立体の関係に着目。
    一枚の紙に華やかな柄の友禅和紙を自由に組み合わせて貼り、それらを立体の着物の形に組み立て、自分だけのミニ着物を制作しました。


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  • 2025年11月20日 「きもののヒミツ」展示紹介③明治・大正の流行模様

     


    きものの「デザイン」に注目した展覧会、きもののヒミツ展。第三章では明治・大正の流行模様に注目しています。江戸時代、身分や階級、年齢によりデザインの傾向がわかれていましたが、近代になると様々な模様が登場し、色々なデザインが楽しまれるようになりました。and more

  • 2025年11月19日 「きもののヒミツ」展示紹介②岸駒《孔雀図》

    重要美術品 岸駒《孔雀図》18世紀末期-19世紀初期 千總ホールディングス蔵【前期展示】


    今にも尾羽を広げんと岩の上に立つ雄の孔雀と、その下で憩う雌の孔雀。海棠(かいどう)の枝には繁栄を表す綬帯鳥(じゅたいちょう)が止まり、周辺では小禽が飛び交っています。and more

  • 2025年11月18日 「きもののヒミツ」展示紹介①《打掛 白綸子地藤菱尾長鳥模様》

    《打掛 白綸子地藤菱尾長鳥模様》18世紀後期-19世紀初期 千總ホールディングス蔵


    日本の伝統的な衣裳・小袖(きもの)は、桃山から江戸時代にかけて形式が整い、技法の発展とともに意匠も多様に変化してきました。特に17世紀後期に「友禅染」が登場するとその表現の幅は一層広がり、流行を反映した雛形本(デザインカタログ)も数多く版行されました。

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  • 2025年10月15日 デザインから迫る「きもののヒミツ」

    かつて「小袖」と呼ばれていたきものは、桃山から江戸初期にかけて現在のような形式に整っていきました。きものはもともと公家などの上流階級の下着でしたが、近世になると表着(うわぎ)化し、身分や老若男女問わず日常的に着用されるようになりました。

    刺繍や染め、織りにさまざまな模様や意匠が表されたデザインを見ていくと、時代により多様に変化し、人々は当時の流行を追いながらおしゃれを楽しんでいることがわかります。特に17世紀後期に「友禅染」が登場するとその表現の幅は広がりました。and more

  • 2025年09月23日 【ワークショップレポート】しずびチビッこプログラム(柚木沙弥郎 永遠のいま)

    9/13(土)にしずびチビッこプログラム(柚木沙弥郎 永遠のいま)を開催しました。
    しずびチビッこプログラムは、小さな子ども達のためのアート体験プログラム。
    お子さまがプログラムを体験中、保護者の方には展覧会(今回は「柚木沙弥郎 永遠のいま」)をご覧いただきます。

    今回は、柚木沙弥郎と静岡ゆかりの染色家・芹沢銈介の師弟関係に着目。
    芹沢が主宰し、柚木が所属した「萠木会」などで製作された型染和紙の作品を参考に、和の色のアクリル絵具とオリジナルの型を使ったカードを制作しました。


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  • 2025年09月04日 【ワークショップレポート】しずびオープンアトリエ「オリジナル型紙で布地を染めよう」

    8/21(木)~8/31(日)にしずびオープンアトリエ「オリジナル型紙で布地を染めよう」を開催しました。
    春・夏の年2回、展覧会に関連したオリジナル創作プログラムを実施する「しずびオープンアトリエ」。
    今回は「柚木沙弥郎 永遠のいま」展(会期:8/16-10/13)にあわせ、オリジナル型紙を使って布地を染め、自分だけの布小物をつくりました。

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  • 2025年08月10日 柚木沙弥郎と静岡

    1945年8月、22歳の柚木沙弥郎は静岡県牧之原の大井海軍航空隊基地で終戦を迎えました。東京の家は焼失していたので、父の生家のある岡山県浅口郡玉島(現在の倉敷市)へ復員し、倉敷の大原美術館に就職しました。そこで柳宗悦らが提唱した民藝の思想を知るとともに、美術館の売店で芹沢銈介の型染カレンダーと出会いました。後に柚木はこの時の経験を「数字と模様がからみあって何とも美しく、私の心に灯火(ともしび)をともした。ほかに着るものもなくまだ軍服を着ていた時代、そのカレンダーはまぶしく輝いていた。(※)」と述べています。
    (※)「芹沢芸術の賜物 手仕事の教え」『別冊太陽 日本のこころ185 染色の挑戦 芹沢銈介』

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