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芹沢銈介生誕120年記念展 しあわせの色 たのしい模様

概要主な出品作品スタンプラリー芹沢銈介について関連イベント刊行物


静岡市美術館 主な出品内容 第1章	模様の世界

芹沢銈介は型染の技法を用いて、さまざまなものを模様として染め上げました。この章では、吉祥文、文字、繰り返し模様などデザインの傾向別にのれんや着物を紹介し、芹沢の生み出した模様の魅力に迫ります。


松文間仕切 1961年 紬に型染

喜の字のれん 1970年ころ 木綿に型染


第2章 書物の装い

芹沢は、型染を始めて間もない頃の1931(昭和6)年に『工藝』の装幀を手がけて以来、生涯を通じて500冊以上の装幀にたずさわりました。この章では約100冊の装幀本を一堂に集め、型染の布を使った豪華なもの、肉筆を表紙原画として用いたものなど多彩なブックデザインの世界を紹介します。


『工藝』創刊号 1931年 木綿に型染

『工藝』第7号 1931年 木綿に型染


第3章	身近ないろどり、染紙(そめがみ)

戦時中の布不足を背景に、芹沢は布ではなく和紙を染める染紙の技法を開発しました。戦後、染紙によるカレンダーやカード類などの需要も増え、1955(昭和30)年には芹沢染紙研究所が設立され、人々の日常を美しく飾る製品が数多く作られました。この章では、カレンダーをはじめ、うちわ、燐票りんぴょう(マッチラベル)、ランチョンマットなどの染紙製品を中心に紹介します。


昭和27(1952)年カレンダー 1951年 和紙に型染

うちわ 制作年不詳 和紙に型染



第4章	美のある暮らし

芹沢の創作活動は、型染を基礎としながらも、工房作の製品や商業デザインなど多岐にわたります。本章では、包装紙やパッケージなどのデザインや、ふきんや卓布など工房で制作された染色製品を紹介し、あわせて芹沢のモダンなセンスが発揮されたカーテン地などの作品も展示し、現代に息づく芹沢のデザインをお楽しみいただきます。


摺りぼかしカーテン地 1962年
木綿に摺りぼかし

ニユートーキヨー、ビール祭の記念絵皿
1966年 陶器に型染原画をプリント


包装紙 渡辺日新堂 制作年不詳
紙に印刷

*作品はすべて静岡市立芹沢銈介美術館蔵