オリジナルビール開発裏話:「くるり」編
2019/08/08
もう一つのオリジナルビールは、静岡市文化振興財団をイメージした「くるり」です。
こちらは、醸造長の斯波克幸さんが醸造してくださいました。
斯波さんによると、こちらは濁った外見が特徴のHazy Pale Aleという今人気の高いスタイルで、
通常の数倍ものホップを使って大胆に香り付けした、柔らかでふくよかな口当たりのビールとのこと!
「くるりくるり」と軽やかに入れ替わる華やかな香り・・・ごくり。

(写真は昨年のもの)
「くるり」は、多様な文化を振興し新たな文化の醸成に貢献する「静岡市文化振興財団」と、
ワクワクドキドキが溢れる街づくりを目指す「静岡市」を象徴するような、
"華やかで軽やか、ポップで楽しい"、そんなイメージのもと醸造してくださったとのこと!
「あわい」と「くるり」、あなたはどちらのオリジナルビールが気になりますか?
昨年度とはまたひと味違った2つのビール。
既に心が決まっている方も、両方のビールが気になる方も、
ぜひ今年の夜店市にて、2つのビールの飲み比べをお楽しみください♪
夜店市は、8月10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)(※各日15:00~21:00)の開催です。
場所は、パルコの向かい側、小梳神社の目の前!皆様のご来場をお待ちしております。
(a.y)
オリジナルビール開発裏話:「あわい」編
2019/08/06
夜店市で販売するオリジナルビールは、「あわい」と「くるり」の2種類です。
静岡市美術館をイメージした「あわい」は、
華やかな香りのエール酵母と、スッキリとした味わいのラガー酵母の両方の特徴・・・
ちょうど"あわい(間)"の特徴を持ったケルシュ酵母を使用したビールです。
今回は、醸造士の福山康大さんが醸造してくださいました。

(写真は昨年のもの)
ビールの名前の「あわい」は「間」を意味し、
市民の皆さまと美術作品の「間」に立つ当館の役割をビールで表現してくださったとのこと。
AOI BREWINGさんの熱い思いが伝わり、当館としては大変嬉しい限りです。
どんな味がするのか、ますます気になります!
「あわい」が楽しめる夜店市は、8月10日(土)、11日(日)、12日(月・祝)(※各日15:00~21:00)の開催です。
パルコの向かい側、小梳神社の目の前のブースにて、皆様のご来場をお待ちしております!
(次回は、もう一つのオリジナルビール「くるり」をご紹介します♪)
(a.y)
夜店市にてオリジナルビールを販売します!
2019/08/03
毎年恒例の「夜店市」にて、今年もAOI BREWINGさんとコラボしたオリジナルビールを販売します♪
その名も静岡市美術館を表現した「あわい」と静岡市文化振興財団をイメージした「くるり」。
昨年度からの継続性を大切に、今回も同じ2種類のビールをお願いしました。
昨年と違うのは、それぞれのビールのご担当。
AOI BREWINGさんの2人の醸造士(斯波さんと福山さん)が、昨年度とは担当するビールを交替して醸造。
お二人の個性がどのようにビールに反映されるか...そのあたりも気になるところです。
去る7月17日、「くるり」の仕込みにお邪魔してきました!
こちらは醸造長の斯波さんが、大袋から麦芽をお湯の入ったタンクの中に投入しているところです。↓
ドババ~~~~~!重そう!
1袋なんと25kgです。一気にあたりに香ばしくてやさしい香りが広がります。
この容器1つでビール1,600杯分にもなるそうですよ。
そして、パドルと呼ばれる金属の長い棒でタンクの中をかき混ぜます!
酵素の働きをよくするため、しっかり攪拌(かくはん)します。
(麦芽が容器にこびりつかないように...!)
実際やってみるとけっこう大変!
ちょこっと混ぜただけでも、麦汁の熱気で体がぽかぽかしてきました。
麦汁を隣のタンクに移送中、さきほどまで煮込まれていたタンクの中の液体の色を初めてチェックできました。
早くもビールの色ですね。
どんな風味になるのか、楽しみです!
「飲んで味わう静岡の文化」。
気になる方は、8月10(土)、11(日)、12(月・祝)(※15:00~21:00)に開催する夜店市にぜひお越しくださいね♪
場所は、パルコの向かい側、小梳神社の目の前です!
また、その頃当館では「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」を開催中(8月7日(水)~10月20日(日))。
外の暑さに疲れたら、ぜひ当館まで涼みにいらしてください!
(a.y)
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