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ルドン展 見逃せない作品!【後篇】

2013/08/17

8月25日(日)までの会期となる

「オディロン・ルドン 夢の起源 幻想のふるさと、ボルドーから」は全国4会場を回る巡回展です。

当館は東京の損保ジャパン東郷青児美術館さんに続く、2会場目の会場です。

見逃せない作品【後篇】は、静岡展で展示が終了してしまう2点と、

静岡展と岐阜展にしか出品されない1点の油彩作品をご紹介します。

ギャラリートークでは、時間の都合もあり、なかなかご紹介出来なかった作品たちです。

 

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オディロン・ルドン≪アレゴリー―太陽によって赤く染め得られたのではない赤い木≫1905 年 油彩、画布 三重県立美術館

 

≪アレゴリー≫または≪太陽によって赤く染められたのではない赤い木≫と呼ばれている作品です。

右側の真っ赤な木の前に、腰布を巻いた裸の男性と、その傍らにははっきりとはしませんが

ヴェールを被った女性らしき人物が描かれています。

印象的な赤い木は、晩年のルドンの作品にしばしば出てくるモチーフで、

今回の展覧会チラシのメインイメージにもなっている≪神秘的な対話≫(1896年頃、岐阜県美術館蔵)でも、

女性が赤い枝を手にしています。

 

主題もタイトルのアレゴリーも何かははっきりとはしないですが、右側の男性をよく見ると...

大きな貝の上に立っています。

貝殻の上に人物が立っている人物、といえば、皆さんもご存知の

ボッティチェッリの≪ヴィーナスの誕生≫がすぐに思い浮かびます。

けれど、この人物をウェヌス(ヴィーナス)と見るには、

あまりにも男性的なプロポーションですし、ホタテガイではなく何故かムール貝のような形をした貝...。

ルドンには、ウェヌスの誕生を題材にした作品や、貝殻だけ写生した他の作品もあります。

お気に入りのモチーフを繰り返すルドンですが、他の作品と比較してみるのも面白いかもしれません。

 

 

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オディロン・ルドン≪ペガサスに乗るミューズ≫1907年-10年頃 油彩、画布 群馬県立近代美術館

 

お気に入りのモチーフを繰り返すルドンが、「色」の世界で数多く描いたのが、

ギリシャ神話に登場するアポロン。

ルドン晩年のヒット作ということでもありますが、

本展ではそのアポロンシリーズを3点並べて展示しています。

特にボルドー美術館の作品は油彩とパステルの混合技法で描かれた、

サイズも大きくて見応えのある作品です。

 

この≪ペガサスに乗るミューズ≫は、ルドンがアポロンのシリーズを

描いていたのと同じ時期に描かれた作品です。

ミューズとは、ギリシャ神話の女神のことですが、

研究者のなかには、この描かれた人物をアウロラではないかとする人もいます。

アウロラはアポロンの姉妹で、夜の間に天空を駆け、昼を導く「曙」の神と言われています。

アポロンも太陽神ですが、ルドンはこの光を司る2人を扱いながら、

どこまでも飛躍するイメージを作り出しています。

 

そして、周りに広がるピンクや紫色の空と雲、

右側の花や植物を思わせる筆跡など、印刷物や写真ではなかなか再現できません。

ルドンの作品は、どれも印刷で再現するのは難しい微妙なニュアンスがあるのですが、

だからこそ!是非本物の作品に出会いに来てください。

「色」の世界の作品は、絵と対峙すると本当に色々なことに気づかされます。

 

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オディロン・ルドン≪若き日の仏陀≫1905年 油彩、画布 京都国立近代美術館

 

そして最後の見逃せない作品は京都国立近代美術館所蔵の≪若き日の仏陀≫。

実はこの作品、日本画家の土田麦僊(1887-1936)が、パリに滞在した際、

現地で購入し日本に持ち帰った作品です。

今回出品されている大原美術館の≪鐘楼守≫と同時期に日本に入った最初のルドン作品です。

ルドンは仏陀を主題にした作品を8点ほど制作しているのですが、

仏教だけでなく、オルフェウス教、ピタゴラス教などに共通する輪廻転生の思想は、当時の西洋人を魅了しました。

 

穏やかな雰囲気の本作、周りには≪眼をとじて≫や≪オフィーリア≫など、

眼をつぶる人物が描かれた作品が並び、展示室に静かな空気が流れています。

 

どの作品も国内の美術館に所蔵されている作品ですが、

他の作品と一緒にご鑑賞頂ける貴重な機会です!どうぞお見逃しなく!


(a.i.)

ルドン展 見逃せない作品!【前篇】

2013/08/16

6月29日から始まった「オディロン・ルドン 夢の起源 幻想のふるさと、ボルドーから」も

会期残すところ、あと8日。

 

会期中は、本展監修者の山本敦子先生や多摩美術大学教授の本江邦夫先生の講演会をはじめ、

閉館後にワインと展覧会を楽しむ特別鑑賞会、ルドンと同時代の音楽をピアノで楽しむ「ミュージアム・サロン・コンサート」、

ギャラリートークなど、さまざまなイベントが行われました。

そして、ルドンも使っていたパステルで絵を描くプログラム

「しずびオープンアトリエ ルドンの"色"とあそぼう!」も、いよいよ今週末18日までとなります。

 

 

redon-matome.jpg

 

残りわずかの会期ですが、ルドン展のこれだけは見逃せない!

という作品をご紹介したいと思います。

 

今回の展覧会はルドンが生まれたフランス、ボルドーにある、

ボルドー美術館から約40点が出品されています。

ボルドー美術館は、ルドンの青年期の作品をはじめ、

画家のルーツを辿ることができるような重要な作品を所蔵しています。

 

ルドンは39歳の時、版画集『夢のなかで』を制作し、実質的な画家としてデビューします。

皆さんお馴染の、にやりと笑う10本足の蜘蛛や、目玉のついた気球、

人間の顔がついた花など、黒一色の怪奇で幻想的な世界を展開するのですが、

50歳をすぎると油絵やパステルを使った色の世界へと変貌します。

この≪神秘的な騎士、あるいはオイディプスとスフィンクス≫は、

ルドンが「黒」から「色彩」へと移行する時期に描かれた作品です。

 

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オディロン・ルドン≪神秘的な騎士、あるいはオイディプスとスフィンクス≫1892年頃 木炭、パステルで加筆、画布で裏打ちした紙 ボルドー美術館

 

神殿のような背景や描かれた人物から、ルドンが影響を受けた画家の一人

ギュスターヴ・モローの≪オイディプスとスフィンクス≫や≪オルフェウスの首をもつトラキアの乙女≫を思わせます。

けれどこの作品は、2つの神話の要素が入り混じっていたり、細部まで描いていなかったり...

と曖昧な部分が多いです。ルドンにとっては、神話や宗教の物語を正確に描くことよりも、

自らの内面のイメージを描くことが大事だったのかもしれません。

 

また、この作品は黒の時代に多用していた木炭で描いた上に、パステルで加筆されています。

白のハッチングや、青の光るような深い色彩は、実際の作品を前にしてこそわかる美しさです。

謎めいた主題、描ききらない曖昧さ、禁欲的な色彩など、決して派手さはないですが、

観るものに様々なことを想起させる、まさに象徴性を感じさせる一枚です。

この作品は神秘主義的な美術雑誌『心(ル・クール)』で大体的に紹介され、

評判を呼んだ作品としても知られています。

ちなみに、ルドンはこの時期、神秘主義者たちが集まるオカルトちっくな書店で個展も開いていたりもします。

 


そして、会場の最後に飾られているこの作品。

 

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オディロン・ルドン≪聖母≫1916年 油彩、画布 ボルドー美術館(オルセー美術館からの委託)

 

ルドンは1916年76歳で亡くなりますが、

亡くなった時にアトリエのイーゼルに載せられていたのがこの作品でした。

時代は第一次世界大戦の真只中、ルドン最愛の息子アリは前線にいて、父親の最期には間に合いませんでした。

祈るような聖母の姿は、アリのために描かれたようです。

ボルドー美術館には、そのアリが保管していたコレクションが寄託されています。

本作は未完の作品ですが、このような作品に出会えるもの、本展だからこそ。

 

どうぞお見逃しなく!

 

(a.i.)

「オディロン・ルドン 夢の起源」展、1万人達成!

2013/08/14

昨日8月13日、「オディロン・ルドン 夢の起源 幻想のふるさと、ボルドーから」の観覧者が1万人を達成しました!


1万人目のお客様は、市内中学校に通う中学生たち。夏休みの宿題で、展覧会を観に来てくれました。

 

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当館学芸課長より記念品を贈呈しました。
記念品の中には、ルドン展の図録も。宿題の参考にしてくださいね!

 

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顔出しパネルを使って、記念撮影。

 

この後、じっくり展覧会をご覧いただきました。ありがとうございます。

 

 

「オディロン・ルドン 夢の起源」展は、8月25日(日)まで開催!
みなさま、ぜひご来館ください。

 

 

 

展覧会「オディロン・ルドン 夢の起源 幻想のふるさと、ボルドーから」
会期:6月29日(土)~8月25日(日)
休館日:月曜日 
観覧料:一般1100(900)円、大高生・70歳以上700(500)円、中学生以下無料
*(  )内は当日に限り20名以上の団体料金

 

(c.o)

 

夜の美術館でボルドーワインはいかが?

2013/07/16

暑い日が続いていますね・・・。
日々のニュースを見ていると、今年はいつになく熱中症に関する報道が多い気がします。
みなさま体調は崩されていませんか?

 

暑い夏には、日中の熱気を忘れさせるイベントに出かけたくなるもの。
今年の静岡市美術館では、夏の暑さを忘れ、優雅なひとときを過ごせる催しをご案内します。

 

題して「ルドン展 特別鑑賞会 ボルドーワインで楽しむナイトミュージアム」です!

 

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 ⓒCIVB/Yann Lacombe     ※画像はイメージです

 

 

実施日は、7月19日(金)の午後7時から午後8時30分です。

一体どんなイベントなのか。簡単に紹介します。
まず、閉館後の夜の美術館で、学芸員がみなさまと一緒に展示室をまわりながら、30分程度、作品の解説を行います。
その後は試飲会に移行。
静岡のワイン専門店「ヴィノスやまざき」のワインアドバイザーが、この会のためだけに厳選した、5種のボルドーワインをお楽しみいただきます。これらは、いずれも「ヴィノスやまざき」が、ボルドーでも人気の高い産地である「メドック地区」のシャトーと直接取引して生産した、オリジナルワインです。
また、ヴィノスやまざき専務取締役・種本祐子さんによる、ボルドーワインのミニレクチャーもあるのです!

 

 

・・・ん?
「ワインは分かったけど、なんでボルドー産なの?」という声が聞こえてきますね。
実は、このオディロン・ルドンの生地がフランス、ボルドーなのです。


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ⓒCIVB/HAUT RELIEF  ※画像はイメージです

 

青年時代にこの地で出会った版画家ロドルフ・ブレスダンや、植物学者であるアルマン・クラヴォーから、ルドンは大きな影響を受けました。画家としてパリに出たあとも、ルドンは度々この地に帰るなど、ルドンにとって愛着のある場所でした。

 

作品を見たあとに、美術館でワインを楽しむ。
なんだか贅沢!

またそれが、作家とゆかりの深い土地のものであるということに、一層感慨深くなります。
(当日はスタッフなので飲めませんが・・・)

 

チケットは静岡市美術館、ならびにチケットぴあで好評販売中です。
静岡市美術館としても初となるこのワインイベント。
ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。
 (R.A)

 


【イベント情報】

◆実 施 日      7月19日(金)午後7時~午後8時30分(開場:午後6時30分)
◆参 加 料  2,500円(展覧会鑑賞とワイン試飲付き)
◆定   員  60名(先着順)
◆チケット販売先  静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード:763-167]

 

※美術館までは、なるべく公共交通機関をご利用の上、ご来館ください。

※本イベントにおけるお車でのご来館はご遠慮ください。

 

ルドンの"黒"と"色"、どっちが好き? 

2013/07/14

「オディロン・ルドン 夢の起源」展が開幕し、早2週間。
一点一点、じっくりと作品と対峙し、ご覧になっている方が多いように感じます。

 

さて、展示室の出口付近には、「投票パネル」を設置しています。
「黒一色」の世界から、色鮮やかな「色彩」世界へと変貌した画家、ルドン。
ルドンの作品を鑑賞した皆さんに、「黒」の作品と「色」の作品のどちらか好きか、投票してもらっています。

 

この投票パネルには仕掛けがあり、投票数が増えるにつれ、ルドンの作品をもとにした絵が徐々に現れるというもの...。
「黒」を選んだ方は、黒色もしくは銀色のシールを、
「色」を選んだ方は、赤色もしくはオレンジ色のシールを使って票を投じます。
いったいどんな絵が出現するのでしょうか!?

 

 

 

【開幕初日】 6月29日(土)
これからどう動いていくか、楽しみ...。
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【開幕から1週間】 7月9日(火)
どうやら、「色」が優勢のようです!

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【開幕から2週間】7月14日(日)
おっと!「黒」が追い上げています!
(写真では銀色シールがわかりにくいのが残念です...)

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こ、これは場外です!
しかし、私たちにとっては、大切な一票に変わりはありません。

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「黒」のパネル「色」のパネルともに、少しずつ形がはっきりしてきました。
どんな絵かわかりますか?
投票数が増えるにつれ、もっとわかりやすくなってきます。
今後も、ブログやツイッターなどで、経過を随時お知らせします。

 

鑑賞後のお楽しみ、皆さまぜひ投票してくださいね!

 

 

 

展覧会「オディロン・ルドン 夢の起源 幻想のふるさと、ボルドーから」
会期:6月29日(土)~8月25日(日)
休館日:月曜日 ただし7月15日(月・祝)は開館、翌16日(火)は休館、8月12日(月)は臨時開館
観覧料:一般1100(900)円、大高生・70歳以上700(500)円、中学生以下無料
*(  )内は当日に限り20名以上の団体料金

 

(c.o)

 

 

 

「オディロン・ルドン 夢の起源」展、いよいよ開幕!

2013/06/28

先日のブログで紹介した、ルドン展のお楽しみ企画。今回は、その追加情報です。
※前回のブログはこちら ⇒ 「ルドン展も、お楽しみいっぱい!」

 

 

鑑賞前のお楽しみ、Shizubiで 《もらう》 追加情報
笑う《蜘蛛》には福来る!?壁紙配信開始しました!

 

展覧会会期中限定で、ルドンの作品《蜘蛛》(1887年 リトグラフ、紙)をモチーフとした壁紙を配信!
さらに、スマートフォンの画面表示や、画像を印刷して受付でご提示いただくと、先着500名様でオリジナルグッズをプレゼント!ご来館はお早めに!

 

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壁紙は、以下のサイトからダウンロードしてくださいね!
http://www.satv.co.jp/0500event/0010event/redon/campaign/

 

壁紙を当館受付でご提示いただいた方、先着500名へのプレゼントは・・・

 

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静岡市美術館のオリジナル缶バッヂ!
フジタ展でも好評だった缶バッヂ。今度はルドン展バージョンです。
フジタ展でもらった!という方、集めてみるのはいかがでしょう?

 

 

 

 

 

鑑賞後の大人の楽しみ、Shizubiで 《あじわう》 追加情報
特別鑑賞会&ワイン試飲会の詳細発表!

 

前回のブログでもお知らせしましたが、静岡市美術館ミュージアムショップ&カフェに、
ルドン展会期限定で特別ワインメニューが登場します。(グラス 赤:600円 白:500円)

 

さらに!

 

ボルドーワインで楽しむナイトミュージアム
「オディロン・ルドン 夢の起源」展 特別鑑賞会 を開催します!!

 

オディロン・ルドンの生地であるフランス・ボルドーにちなみ、学芸員による展示解説と、ボルドーワインの試飲会を兼ねた特別鑑賞会を行います。
「ヴィノスやまざき」のワインアドバイザーが選ぶ、ボルドーでも人気の高い産地、メドック地区の薫り高いワインで、夏の夜に優雅なひとときをお楽しみください。

 

日時:7月19日(金)午後7時~8時30分(受付:午後6時30分~)
ワイン講師:種本祐子(ヴィノスやまざき専務取締役)
参加料:2500円(展覧会鑑賞と試飲会付き)
定員:60名(先着順)
チケット:6月29日(土)より、当館受付またはチケットぴあ[Pコード:763-167]にて販売
この機会にぜひ、ご参加くださいね!

 

 

オディロン・ルドン展では、お楽しみ企画をたくさん用意しています!
どんどんお知らせしていきますので、お楽しみに!

 

 

展覧会「オディロン・ルドン 夢の起源 幻想のふるさと、ボルドーから」
会期:6月29日(土)~8月25日(日)
休館日:月曜日 ただし7月15日(月・祝)は開館、翌16日(火)は休館、8月12日(月)は臨時開館
観覧料:一般1100(900)円、大高生・70歳以上700(500)円、中学生以下無料
*()内は当日に限り20名以上の団体料金

 

(c.o)

 

 

ルドン展も、お楽しみいっぱい!

2013/06/23

「レオナール・フジタとパリ」展、無事に閉幕いたしました。
沢山のお客様に足を運んでいただきました。ありがとうございました。

フジタ展では特典企画として、猫を愛した画家・藤田にちなみ、「猫グッズで粗品プレゼント」を実施しました。
とても反響があり、約1400名もの方々が、お気に入りの猫グッズを手にご来館くださいました。

 

次回展「オディロン・ルドン 夢の起源」でも、様々なお楽しみ企画を考えています!
今日はその内容を少しだけご紹介します。

 

 

その① 鑑賞前のお楽しみ、Shizubiで 《もらう》

 

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 《蜘蛛》1887年 リトグラフ、紙 岐阜県美術館

 

 

展覧会の出品作品の一つ、《蜘蛛》。
一見、ぎょっとする姿ですが、よくみると上目使いや、笑う口元(歯も見えます!)・・・とっても愛嬌のあるお顔です。
静岡市美術館ルドン展のCMでもおなじみ(?)の蜘蛛は、この作品をモチーフにしています。

 

本展では、この《蜘蛛》をもとにした、パソコン用・スマートフォン用の壁紙を作成します。
壁紙をダウンロードして(プリントアウトでもOK)、当館の受付でご提示いただくと、オリジナルグッズをプレゼント。(先着500名様、展覧会をご鑑賞の方に限ります)

 

肝心の壁紙、いったいどんなものかというと・・・この話は、後日。
近日中にお知らせしますので、もう少し、お待ちくださいね。

"笑う蜘蛛には福来る!?""蜘蛛は寝て待て!?"

 

 

 

 

その② 鑑賞後のお楽しみ、Shizubi で 《えらぶ》

 

黒一色の怪奇で空想的な世界を展開した後、50歳を過ぎて夢幻的な色の世界へと変貌した特異な画家、ルドン。
黒の世界、色の世界、どちらも魅力的です。
展覧会ポスターのメインイメージを「黒」の作品にするか、「色」の作品にするか、私たちも大変悩みました。
今も図録を眺めながら、これも面白い、こちらも素敵だ、と黒と色を行ったり来たり...。
みなさんはどちらがお好きなのでしょう!?率直な意見が聞きたい!

 

そこで、館内に「投票パネル」を設置します!
展覧会をご鑑賞後、ルドンの黒か、ルドンの色か、お好きな方に投票してみてくださいね。
途中経過はブログやツイッターで随時お知らせします。
実は、投票パネルにも仕掛けがあって・・・という話も、また後日。

 

 

 

 

その③ 鑑賞後の大人の楽しみ、Shizubiで 《あじわう》

 

ルドンの生まれ故郷で、その芸術の源泉とも言われているフランス南西部の都市ボルドー。

ワイン生産地としても有名ですね。
そんなルドンのふるさと、ボルドーにちなみ、静岡市美術館ミュージアムショップ&カフェに、

ルドン展会期限定で特別ワインメニューが登場します!
ミュージアムショップ&カフェ初のワインメニューです。

 

グラス 赤:600円 白:500円
ボルドーで最も人気の高い産地のひとつ、メドック地区のワインをご用意しています。
(メドックは、ルドンが生後間もないころから11歳まで過ごした土地でもあります)
 

展覧会鑑賞後、香り高いボルドーワインで、優雅なひとときをお楽しみください。

このほかにも、ワインの試飲が楽しめる特別鑑賞会を企画していて・・・と、この話もまたまた後日。

 

 

 

 

その④鑑賞前でも後でも楽しい、Shizubiで《ぱしゃり》

 

静岡市美術館の、紺屋町商店街側の入り口付近。
写真撮影スポットになりつつある、この場所。

 

「ごんぎつねの世界」展では巨大立て版古が現れ・・・、

 

巨大立版古.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レオナール・フジタとパリ」展では、顔出しパネルが登場しました。
  顔出しパネル4 web.JPGのサムネール画像

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして引き続き、ルドン展でも写真撮影スポットをつくります!
どんな写真パネルか・・・これもまたまたまた後日。
現在、鋭意作成中です。完成したらお知らせいたします。

ご来館の際は、ぜひお試しください。
どうぞ、あの愛らしい《蜘蛛》のような笑顔で、撮影に臨んでくださいね。

 

次回展「オディロン・ルドン 夢の起源―幻想のふるさと、ボルドーから」の開幕まであと1週間。
展覧会も、関連イベントも、お楽しみ企画も盛りだくさんの内容で、皆さまをお待ちしています。

 

 

 

展覧会「オディロン・ルドン 夢の起源 幻想のふるさと、ボルドーから」
会期:6月29日(土)~8月25日(日)
休館日:月曜日 ただし7月15日(月・祝)は開館、翌16日(火)は休館、8月12日(月)は臨時開館
観覧料:一般1100(900)円、大高生・70歳以上700(500)円、中学生以下無料
*()内は前売り券および当日に限り20名以上の団体料金

お得な前売券は、6月28日(金)までの販売です!

 

(c.o)

 

ルドン展 書籍用しおり配布中!

2013/06/05

先日、東海地区の梅雨入りが宣言されましたね。
まだ晴れの日が多いですが、これから天気が崩れるかと思うと、少し憂鬱な気分になってしまいます。
雨の日は自宅で過ごし、読書をする方もいらっしゃるかと思いますが、そんな方々にちょっと気分がウキウキする話です。
先日より、静岡市内の主要な書店にて、ルドン展書籍用しおりが配布されています。
コチラです。

 

ルドン展しおり1.JPG 


ルドン展の主だった作品を紹介する、全5種類のしおりです。


   (左から:《神秘的な対話》1896年頃 油彩、画布 岐阜県美術館
               《光の横顔》1886年 リトグラフ、紙 岐阜県美術館
               《花》1905‐10年頃 油彩、画布 岐阜県美術館
               《『エドガー・ポーに』 1.眼は奇妙な気球のように無限に向かう》1882年 
               リトグラフ、紙 岐阜県美術館
               《眼をとじて》1900年以降 油彩、画布 岐阜県美術館)


作品画像を全面にあしらっているので、非常に華やか、かつお洒落な雰囲気です。
裏面には、ルドンの印象的な言葉が入っています。

 

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どんな言葉が書かれているか、そしてそれがどんな絵と組み合わさっているか、

どれもルドンの「黒」そして「色彩」への想いを、短いながらも端的に表した言葉になっています。


キレイなしおりは、読書を一層楽しいものにしてくれるのではないでしょうか。
これらは市内の主だった書店や、当館ミュージアムショップで入手可能です。
ただし、ランダムに書籍に入ってくると思いますので、どの絵のしおりが当たるかは、手に取るまでのお楽しみです。
本をお買い求めの際は、ぜひ探してみてくださいね。

(R.A)

ルドン展 前売券発売開始です!

2013/05/17

明日5月18日(土)は、「オディロン・ルドン 夢の起源 幻想のふるさと、ボルドーから」の前売券発売日です。

今回は、一般の方が前売900円、大高生・70歳以上の方が前売500円となっております。

この度のルドン展は、ルドンの故郷であるフランスのボルドー美術館、そして、国内最大のルドン・コレクションを所蔵する岐阜県美術館の全面的な協力により、約150点もの作品で、フランス象徴主義を代表するルドンの全貌に迫る内容となっています。

ルドンと言えば黒を基調にした作品を思い浮かべる方も少なくないはず。

今回の展示では、ルドンが黒の作品から油彩やパステルを使った色鮮やかな作品へと移り変わってゆく様子も、存分にお楽しみいただけます。

 

当館では、今週初めより、チラシやポスターを各所に配布させていただいております。

みなさま、すでにお手にとっていただけましたか?

まだの方のために、画像でご紹介します。

 

 

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「ルドン」の大きな文字がまず目を引きます。

左から右にかけて、ピンクからブルーに代わるグラデーションが印象的なデザインになってます。

表紙に掲載している画像は、《神秘的な対話》(1896年頃 油彩、画布 岐阜県美術館)という作品です。

 

 

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中面はルドンの作品をしっかりと堪能できる作りになっています。見応え充分!

見かけた際はぜひお手にとってご覧ください。

 

さて、前売券です。

前売券は美術館のほか、静岡市内中心部の書店、チケットぴあ、ローソンチケット、セブンチケットでも取り扱いがございます。

5月18日(金)から6月28日(金)までの販売です!

せっかくなので、今回のチケットがどんなものか、ご紹介しておきますね。

 


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(ちょっと画像が暗いですがお許しを・・・)

《眼をとじて》(1900年以降 油彩、画布 岐阜県美術館)という作品に、ピンクとブルーのグラデーションが印象的なデザインとなっております。

コンビニエンスストアでは機械発券のため、写真のチケットをご希望の場合は、美術館か書店にてお求めください。

 

皆さま、この機会をお見逃しなく!

 

 (R.A)