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フィンランドのくらしとデザイン展 2万人、3万人達成! & 講演会のご報告

2012/10/04

「フィンランドのくらしとデザイン―ムーミンが住む森の生活」展の来場者が、
9月20日(木)に2万人を達成、10月1日(月)には3万人を達成しました!

開催20日目での2万人達成、31日目での3万人達成は、

昨年度実施した「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展と並び、最速です!

 

記念すべき2万人目のお客様は、掛川市よりお越しの菅沼さんご一家!
子どもの頃、学校で「ムーミン踊り」(?)なるものをした思い出があるというお母様、

展覧会のお目当てはムーミンとデザインとのこと。

 

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そして、3万人目のお客様は、静岡市内よりお越しの鹿沼さん親子!
ちょうどこの日はトークフリーデーでした。
親子で楽しくお話ししながら、ご鑑賞いただけましたでしょうか?

 

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菅沼さん、鹿沼さんには、当館館長より記念品を贈呈しました。おめでとうございます!

 

 

 

 

さて、「フィンランドのくらしとデザイン」展では、関連イベントとして講演会を2本開催いたしました。

 

開幕初日の9月1日(土)に「アクセリ・ガレン=カレラと民族叙事詩『カレワラ』」を開催。
フィンランド、エスポーという都市にあるガレン=カレラ美術館のコレクション主任、

ミンナ・トゥルティアイネン氏を講師に迎えました。

 

フィンランドでは、国民的画家として知られているアクセリ・ガレン=カレラ。
近年、オルセー美術館で大回顧展が開催されるなど、世界的にも再評価が高まっている画家のひとりです。

 

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民族叙事詩『カレワラ』は、フィンランド文学のうち最も重要なもののひとつとされています。
ロシアの支配下にあったフィンランド。『カレワラ』を題材に多くの芸術家が音楽や絵画などを制作、

民族意識を高めたというお話も。
ガレン=カレラという画家を通して、フィンランドの歴史も垣間見えました。

 

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本展には出品されていませんが、アフリカ滞在時にはこのような明るい色彩の作品も制作していたそう。
また、フランス留学している時に触れた浮世絵の影響もあるのではというお話もあり、

ガレン=カレラが多様な表現を取り入れていたことがわかりました。

 

展覧会ではガレン=カレラの油彩画、挿絵原画、工芸品など約40点を出品しています。
ガレン=カレラをはじめとする画家たちの作品を通じて、フィンランドの国について、

じっくり知っていただく機会になれば幸いです。

 

 

 

また、9月22日(土・祝)には「北欧デザインの中のフィンランド・モダンデザイン」を開催しました。

「北欧デザイン」研究の第一人者である、島崎信氏(武蔵野美術大学名誉教授・日本フィンランドデザイン協会理事長)を

講師にご講演いただきました。

 

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国土の78%が森というフィンランド。
フィンランドの風土や歴史、文化などからフィンランドデザインが生まれた背景などもお話しいただきました。

 

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「"使う人の事を考えたデザイン"だから、長い年月がたっても残っている」という

島崎先生のお言葉、みなさん印象深かったようです。
また、フィンランドの文化と日本の文化には共通点が多いというお話も。
お客様からのアンケートには「フィンランドのデザインを見るとなぜかホッとする理由がわかった」という声もありました。

 

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「フィンランドのくらしとデザイン―ムーミンが住む森の生活」展は、

フィンランドのライフスタイルを紹介するこれまでにない大規模な展覧会です。
会期も残すところ数日となりました...本当にあっという間です。
この連休は静岡市美術館へ、ぜひお越しください!
みなさまのご来館をお待ちしています!

 

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フィンランド展 観覧1万人達成!&ヤンネ舘野コンサートのご報告

2012/09/18

9月9日(日)、「フィンランドのくらしとデザイン―ムーミンが住む森の生活」展の観覧者が、

開幕9日目にして1万人を突破しました!

 

1万人目のお客様は、愛知県春日井市からお越しの永井さんご一家!
フィンランド展のために、遠方からご来館いただきました。ありがとうございます!
永井さんご一家、実は5人家族だそうで、中学生のお兄さん(お姉さん?)は、おうちでお留守番されていたそうです。

今度は家族みんなで遊びにいらしてくださいね♪

 

 

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エントランスホールに設置されている『森の家』の前で、当館館長より記念品を贈呈。
おめでとうございます!

 

 

 

 

 

そして同日、ヤンネ舘野トーク&コンサート「フィンランドの響き」を開催しました。
ヘルシンキ出身のヴァイオリニストのヤンネさん。ピアニストの舘野泉氏を父に、

ソプラノ歌手のマリア・ホロパイネン氏を母に持ち、まさに二つの祖国「フィンランドと日本」で活躍していらっしゃいます。

 

今回は、バリトン歌手の井上雅人さん、ピアニストの水月恵美子さんが共演。
フィンランドの作曲家による作品や、フィンランド歌曲を中心に演奏いただきました。


 

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ヤンネさんのヴァイオリンは、優しく流れる風のよう。お人柄をそのまま表しているようです。

 

 

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ぬくもりのある井上さんの歌声が、会場いっぱいに(お腹にも!)響きます。

 

 

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水月さんの軽やかなピアノの音色。「フィンランドの川の流れを感じました」というお客さんの感想も納得です。

 

 

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演奏の合間には、フィンランドのお話もたくさん。
フィンランド滞在時の体験談や、フィンランド語と日本語のちょっと変わった共通点など、ユニークなお話ばかりでした。

 

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アンコールは、お三方一緒に。

 

会場はお客様の大きな拍手に包まれました。
たくさんのご来場、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

おまけ。 
終演後のお三方。ロゴマークを使って、こんなに楽しい写真がとれるなんて!

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フィンランドの伝統装飾 ヒンメリをつくりました!

2012/09/15

「フィンランドのくらしとデザイン―ムーミンが住む森の生活」展がスタートしてから、
ちょうど1週間目の9月8日、展覧会関連イベントとして、
ワークショップ「フィンランドの伝統装飾 ヒンメリをつくろう!」を開催しました。

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ヒンメリとは、麦わらにひもを通してつくる、正八面体を基本としたモビールで、
フィンランドの伝統装飾です。

今回、このヒンメリの作り方を教えてくれるのは、
造形作家のおおくぼともこさんです。


おおくぼさんは、麦わら細工に興味を持ち、調べていたとき、
今までに見たこともない、美しいモビール...ヒンメリに出会ったそうです。


制作に入る前に、ヒンメリについてのおはなしを
たっぷり聞かせていただきました。


こちらは、おおくぼさんの著書『ヒンメリ―フィンランドの伝統装飾』。
美しいヒンメリがたくさん載っています!

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ヒンメリの基本は正八面体ですが、
大きさやつなぎ方、数を変えることで、
さまざまなバリエーションが生まれます。


子どもたちも興味津々!


次に、ヒンメリの材料、麦わらのおはなし。
なんと、おおくぼさんが育てた麦を持ってきてくださいました!

 

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そして、ヒンメリが生まれた、フィンランドのおはなし。

紙の地球儀で、みんなでフィンランドを探します。

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フィンランド、実は日本にいちばん近いヨーロッパなんですよ!



今日使う麦わらがこちら。


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ワークショップの始まる少し前に、水に浸しておきました。
こうすることで、麦わらを切るとき、割れにくくなるそう。
 


これを、同じ長さに切りそろえて...


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ひもを通していきます。



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みんな真剣...!



 

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完成したら、この小さな正八面体を、おおくぼさんがつなげていきます。


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少しずつ...


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少しずつ...




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大きくなっていきます!!



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参加者のみんなは、次に大きな正八面体づくりに挑戦です。

 

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大きな正八面体の中に、小さな正八面体を入れてつなげると...

こんなにすてきなモビールが完成!


 

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こちらは参加者のお持ち帰り用です。




そしてこちらが...



参加者みんなでつくった正八面体を、
おおくぼさんがつなげて完成した、大きなヒンメリ!


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この、みんなでつくったヒンメリは、
美術館エントランスホールの「森の家」の中に展示しています!


 

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「森の家」の中に入ると...

きれいなヒンメリが皆さんをお出迎え!


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ぜひ近くでご覧ください。

 

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「森の家」はエントランスホールにありますので、
開館時間中であれば、いつでも、どなたでも、無料で、観覧できます!



「もう展覧会は観たよ!」と言う方も、ぜひぜひ足を運んでくださいね。



(m.y)

「フィンランドのくらしとデザイン」展 毎週月曜日はトークフリーデー!!

2012/09/08

「フィンランドのくらしとデザイン―ムーミンが住む森の生活」展、開幕から早くも1週間が経ちました。
連日、たくさんのお客様にご来館いただき、とてもうれしく思います!

 

さて、先日ツイッターでもつぶやきましたが、展覧会では、脇坂克二の子どものための「ブブー」シリーズを展示しています。
車のイラストのコップやお皿、大きい生地などを明るい展示室で見ていると、とても元気な気持ちになります。

 

 

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このデザインは、小風さち作の絵本「ブーブーブー」でもおなじみです。
静岡市には、ブックスタートという生後6か月の赤ちゃんに絵本をプレゼントする事業がありますが、絵本「ブーブーブー」は、このブックスタートで長い間、親しまれています。
お父さんやお母さん、ちびっこたちをはじめ、絵本を手に取ったことのある方は「こんなところに!!」と感じるかもしれませんね♪

 
「フィンランドのくらしとデザイン」展、ご家族で来館されるお客様も、たくさんいらっしゃいます。
そこで、当館では、毎週月曜日に「トークフリーデー」を実施しています!
小さいお子様連れのお客様や、お友達とご来館される方など、会話を楽しみながら気軽に作品を鑑賞していただければ幸いです。

 

 


最後に・・・
"まだ間に合う!"申込受付中のイベントのご案内です。詳細は各イベントページをご覧ください。

 

ShizubiシネマアワーVol.5「フィンランドを楽しむ映画」『かもめ食堂』

9月16日(日)15:00~(14:30会場) 
映画はたくさんの人と一緒に楽しみたい!という方におすすめ。
当館受付にて、チケット好評販売中です。

 

「しずびチビッこプログラム」
9月29日(土)①10:30~12:00 ②14:00~15:30
2歳以上の未就学児を対象とした、小さな子ども達のためのアート体験プログラム。
お子様をお預かりする間、保護者の方は展覧会をお楽しみください。

 

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「フィンランドのくらしとデザイン」前売券、発売開始しました!

2012/07/14

 「七夕の美術」展が好評開催中ですが、早くも次の展覧会

「フィンランドのくらしとデザイン-ムーミンが住む森の生活」の前売券が

本日7月14日から発売開始となりました!

 

本展は、皆さんご存知の「ムーミン」を案内役に、絵画・建築・工芸・デザインなど、約350点の作品で

フィンランドのライフスタイルを紹介する、これまでにない大規模な展覧会です。

 

先日チラシも出来上がったばっかりです。

フィンランドのデザインプロダクトに通じる、清潔感のある、爽やかなチラシに仕上がりました!

 

 

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中を開くと...

 

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盛りだくさんな展覧会の一部をご紹介しております。

 

 

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 日本ではなかなか馴染みがありませんが、フィンランドの国民的画家と呼ばれている
ガレン=カレラや建築家エリエル・サーリネンの作品や...

 

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 『ムーミン』の原画や...

 

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マリメッコのテキスタイルや、カイ・フランクの食器、アアルトの家具など...


これからまた少しずつ展覧会のご紹介をしていきますが、

フィンランドの魅力が詰まった展覧会となっております。

 

是非この機会にお得な前売券をご利用下さい!

一般 1,000円→800円
大高生・70歳以上 700円→500円
※中学生以下無料
※障害者手帳等をご持参の方および必要な介助者は無料

販売期間:7月14日(土)-8月31日(金)

販売場所:静岡市美術館、チケットぴあ[Pコード:765-259]、ローソンチケット[Lコード:40701]、
谷島屋呉服町本店、戸田書店静岡本店、戸田書店城北店、江崎書店パルシェ店、MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店


そして!

展覧会関連イベントの

ヤンネ舘野トーク&コンサート「フィンランドの響き」(詳細はこちら

ShizubiシネマアワーVol.5 「フィンランドを楽しむ映画」 『かもめ食堂』(詳細はこちら

のチケットも発売開始となりました。

展覧会の会期は9月1日(土)~10月8日(月・祝)とちょっと短めですが、

会期中無休で開館し、毎週末、様々なイベントをご用意しておりますので、

あわせてご参加ください!

 

(a.i)