静岡市美術館HOME > 静岡市美術館ブログ > 「しあわせの色 たのしい模様」ブログ② 展示作品にオドロキ!

「しあわせの色 たのしい模様」ブログ② 展示作品にオドロキ!

2015/12/22

展覧会「芹沢銈介生誕120年記念展  しあわせの色 たのしい模様」みどころや耳寄り情報を、ロゴマークくんと担当学芸員の会話形式でお届けします!

 

 

その②-展示作品にオドロキ!

(前号からの続き)

 

! :この壺の模様、なんだか気になる・・・!!

 

ブログ用 チラシ・バッヂ.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

担 当:

この壺の模様は、「耳付き壺文のれん」の部分図です。チラシやポスターにも登場します。

中国の古代の青銅器のような壺が単純化され、のれんの中央に配置されています。

シンプルな構図なので均整のとれた壺の形が一層際立って見えますね。

壺の胴の部分は少し茶色がかった赤に染められていますが、十字の模様が入っているのが分かりますか?

まるで白い糸で刺繍したように見える細い線ですが、これも型染で表されています。

 

のぞく : どれどれ、よーくみてみよう・・・。本当だ!こまかいなぁ!

 

担 当:

さらに、赤い部分を縁取るように黄土色の線が入っていて、この色がまた、全体を引き締めています。

形も色もバランスがよく考えられているところや、刺繍のようにみせて、じつは型染であるというちょっとした遊び心が感じられるところなどに芹沢銈介らしさが出ています。

ぜひ展示室で、本物の「耳付き壺文のれん」を見てみてくださいね。

 

! :ますます楽しみになってきた!

 

担 当:じゃあ調子にのってもう一つ。今回の展示では、裏も見られる作品があるんです。

 

? :えっ!?裏も見ちゃっていいの・・・!?

 

担 当:

実は、のれんや間仕切りのように、両側を使う用途のものは、どちらから見ても美しいよう配慮されています。

模様が重なるように、両側から染めてあるんです。そこで、何点かの作品は展示室の中央に置いて、両面を見ることが出来るようにしてあります。

 

?: わー!楽しみだな~。・・・でもそれって、裏といえるのだろうか??

 

担 当:そうですね。裏はないのかも。ロゴマーク君と一緒です!

 

 

(k.y)

 

 

静岡市美術館「芹沢銈介生誕120年記念展 しあわせの色 たのしい模様」

2015年12月5日(土)~2016年1月11日(月・祝)

休館日:毎週月曜日(1月11日はのぞく)、12月28日(月)~1月4日(月)

料金:一般700(500)円 大高生・70歳以上500(400)円 中学生以下無料

※(  )は、20名以上の団体料金(団体券は来館当日に限り購入可能)。

※障がい者手帳等をご持参の方および介助に必要な方は無料。