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「夏の星空を観察しよう」7月29日実施

2012/08/15

 

 今回の講座は、静岡市美術館の「七夕の美術」の美術館学芸員によるギャラリートークで、美術作品から七夕の歴史を学び、美術展の中での静岡科学館スタッフによる「宇宙散歩」で天文学から見た七夕を学び、そして最後に市内小・中・高の教員ボランティアによる「観望会」で実際の星空を観察するという盛りだくさんの内容でした。
 
 1週間ずっと曇天がつづくという、天文担当のスタッフを悩ませる中でスタートした講座でしたが、美術館の作品解説が始まると、参加者は伝統的な七夕の様子や、生き生きと描かれる七夕と人々のかかわりかたに、興味津々の様子でした。

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 日詰明男氏と市民のコラボレーション作品「羽衣天の川」が出迎える。

 

 

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学芸員の解説に、大人も子どもも納得。

 

 

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 静岡科学館スタッフによる「宇宙散歩」では、夏にみられる星座の紹介や、七夕の主役、織女星(ベガ)と牽牛星(アルタイル)や、その間に横たわる天の川の正体など、星々を宇宙からのぞいてみるプログラムに、参加者からは驚きの声が上がっていました。

 

 会場を近隣の小学校(静岡市立森下小学校)の校庭に移し、最後の観望会です。天頂の星がかろうじて見える状態で惑星を観察することはできませんでしたが、月やこと座のベガとその周辺の星、うしかい座のアルクトゥルスなどを観察することができました。実際に自分の目で星を見るということは、参加した子どもたちにとって新鮮であり、講師と星について語ることで、星や宇宙への興味を膨らめていました。

 今回の講座で感じたことは、星に思いをはせながら眺めることで、子どもたちは闇と星から創造力を膨らませ、大人は癒しを得られます。特別な道具がなくても、まずは星を見上げることから始めてみよう、ということでした。


 

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観望会ではフラッシュがたけません。すべてこんな写真でした。

 

 さて、「七夕の美術」最終日の7月19日(日)には、「展示場で宇宙散歩」を行います。 

 宇宙散歩では、国立天文台が制作した宇宙の映像を迫力ある大画面に映し出し、太陽系から宇宙の果てまで静岡科学館スタッフがご案内していきます。天文学から見た七夕をはじめとして、途中クイズも交えながら基本情報から最新の宇宙情報まで映像を使ってご紹介します。

 
 前回行った際には、大人から子どもまで様々な質問も飛び出してアットホームな形で進めることができました。七夕の話をはじめ、宇宙のことを聞いてみたいという方も是非足を運んでみてください。

 

静岡科学館 池田博史